2015年5月21日木曜日

マイズ・オ・メノス


 このところ顔写真入りの記事が多いのには理由(わけ)がある。

 ブラジルに来ている日本人社員のご家族の方々が、このブログを見てくれているんだそうです。

「おとうさんの、元気そうな笑顔が見れて良かった!」

 そんな声を聞くにつけ、みんなと一緒に楽しく過ごしているときには、ぜひその写真を載せよう思うようになったのでした。

「ブラジルはなぁ、なにしろ地球の裏側にあるんだから、『なにもかも、まったく正反対だ』というぐらいの気持ちでいて、ちょうどいい。『マイズ・オ・メノス(mais ou menos)』という言葉があって、なんでも『まあまあ』、『ぼちぼち』というのがブラジルの基本的な気風。楽しんで来い!」

 こっちに来る前に、ブラジルでの勤務経験があるOB社員から、そう送り出されたことを思い出します。

 そんな『まったく正反対』ぐらいの環境のなかで、日本人社員たちは、みんな、元気にがんばっています。ご安心ください!(笑)


朝食: 煮込みソーセージ(salsicha ao molho、サウシーシャ・アオ・モーリョ)、クスクス(cuscuz)、サツマイモ(batata doce、バタタ・ドーシ)、チーズパン(pão com queijo、パン・コン・ケージョ)、バナナ(banana)、カフェオレ(café com leite、カフェ・コン・レイチ)。毎朝のようにブッフェレーンに並ぶクスクス。このままの形で売られているのかと思いきや、キャッサバ粉とトウモロコシ粉を炊いて作るんだそうです。パスタの一種で、「クスクスは世界最小のパスタ」と紹介しているサイトもあります。

昼食: 牛肉煮込み(guisado de carne、ギザード・ジ・カルニ)、黒豆煮(feijão preto、フェイジョン・プレート)、ライス(arroz、アホース)、スパゲティ(macarrão espaguete、マカホン・エスパゲッチ)、サラダ(salada)、メロン(melão)、ウンブージュース(suco de umbo、スーコ・ジ・ウンブー)。今週は、毎日、煮込み料理が出た。月曜日の朝が牛干し肉煮(charque à brejeira、シャルキ・ア・ブレジェイラ)、火曜日の昼が牛シチュー(guisado、ギザード)、水曜日の朝が牛野菜煮込み(guisado misto、ギザード・ミスト)、今日(木曜日)が牛肉煮込み(guisado de carne、ギザード・ジ・カルニ)、そして明日(金曜日)は、満を持しての牛もつ煮込み(dobradinha、ドブラジーニャ)の予定。硬い硬いブラジルの牛肉も、煮込みにすればやわらかいのがうれしい。

夕食: 木曜日なので、昨夜に続いて公園の屋台「シュハスキーニョ・バイアーノ(Churrasquinho Baiano)」。いつものベンチを確保して、カウジーニョ(caldinho、カップスープ、3.00R$、120円)でビール(SKOL550ml缶、6.00R$、240円)を飲みながら待っていると、ひとり、またひとりと日本人社員がやってきて、今日は7人(写真の左から順に、N西さん、I重さん、F村さん、S田さん、I和泉さん、K野さん、そして写真を撮ってるのが私)が集まった。いつものようにあれやこれやとシュハスキーニョ(肉の串焼き)を注文し、串から外してみんなでつつく。そしてビール、ビール、ビール。飲むにつれ、酔うにつれ、日本の居酒屋で飲んでいるのと同じような雰囲気になってくるのがいい。ここがブラジルであることを忘れてしまいそうだ。最後にカシャーサのブラジル・レモン割り(3.00R$、120円)で〆て、今日もまた2時間ほどの滞在。今日のお勘定は7人で147.00R$(5,910円)、ひとり当たり21.00R$(850円弱)でした。(K野さんがドンと多めに支払ってくれました。ありがとうございます。)

社員食堂の朝食
社員食堂の昼食

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