2015年3月6日金曜日

白いキャッサバ芋がやわらかい

社員食堂の朝食

 今日の社員食堂の朝食は、キャッサバ芋と塩漬け肉煮込み。

 どちらも好物だ。

 キャッサバ芋は、ゆでたものを、ゆで汁とともに大きなバットに入れ、湯煎(ゆせん)した状態でブッフェレーンに並べられている。

 ブラジル人たちは、これを時間をかけて選ぶので、キャッサバ芋が出る日には、ブッフェレーンの待ち行列が長くなる。

 やわらかく煮えているものほど、キャッサバ芋はうまいのだ。

 彼らはフォークで芋をつっついたりしながら選んでいるので、私はてっきり、フォークで軟らかさを確認しているんだと思っていた。

 今日は、すぐとなりに、日系2世(60代)のT野さんがいたので、それを確かめてみた。

「ああやってつつきながら、やわらかいのを探しているんですか?」

「いや。色を見てるんですよ。黄色いとまだ硬い。なるべく白くなってるのがやわらかいんです」

 なんと! 彼らはああやってつっつくことで、ゆで汁から芋を持ち上げて、その色を確認していたのか!

 さっそくT野さんの教えに従って、比較的白く見える芋を5つばかり選んでみた。

 結果。う~む。確かにやわらかくて美味しいではありませんか。

 ブラジルに来て9ヶ月。まだまだ知らないことはいっぱいだ。


朝食: 塩漬け肉煮込み(Charque à Brejeira、シャルキ・ア・ブレジェイラ)、クスクス(Cuscuz)、キャッサバ芋(Macaxeira、マカシェイラ)、ハムパン(Pão com Mortadela、ポン・コン・モルタデーラ)、バナナ(Banana)、カフェオレ(Café com Leite)。

昼食: ドブラジーニャ(Dobradinha)、茶豆煮(Feijão Mulatinho、フェイジャン・ムラチーニョ)、ライス(Arroz、アホース)、スパゲティ(Macarrão Espaguete、マカホン・エスパゲッチ)、サラダ(Salada)、タンジェリン(Tangerina、タンジェリーナ)、アセロラジュース(Suco de Acerola、スーコ・ジ・アセローラ)。金曜日は煮込みの日。今日は、牛の胃袋やブラジル・ソーセージ(Linguiça、リングイッサ)を白豆と一緒に煮込んだドブラジーニャだ。言ってみれば白いフェイジョアーダ(Feijoada)である。どっちも大好きな料理だ。

夕食: こちらでの仕事を終えて、3月中に日本に帰国するメンバー3人の送別会で、アパート近くのレストラン&バー「ジロ・プライア(Giro Praia)」へ。エビのニンニクオイル炒めは、殻も頭も付いた状態で出してもらい、ピザなどもつまみに大いに飲む。今日の会費は100R$(3,998円)だった。そうそう。今日のブラジル・レアル(R$)のレートは39.98円。ブラジルにやって来て以来、ずっと45円/R$前後のレートだったのに、このところ、どんどんレアル安になってきて、今日、はじめて30円台に突入した。

社員食堂の昼食
「ジロ」で牛肉チーズ焼きとビール
2種類のピザ
バカリャウ(干しダラ)ゴメスデサ
ミックスサラダ
ピトゥ・ゴールドで〆

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