2014年7月11日金曜日

今夜は満月


 南半球でも満月はきれい。月の模様も同じだ。

 月の左下に写っている赤いのは、大きな門型のクレーンです。これ1基で、1500トンまで吊り上げることができます。

フェイジョアーダはブラジル風豚もつ煮込み

フェイジョアーダ
やったぁ。今日の社員食堂の昼食(会社支給)はフェイジョアーダです!

 ブラジルに来る前から、このフェイジョアーダを食べるのを楽しみにしていたのです。

 フェイジョアーダ(feijoada)は、黒豆(feijao preto)と豚の脂身、生ソーセージ(リングイッサ、linguica)、豚の耳・鼻・足・尾・皮などを、ニンニクと一緒にじっくりと煮込んで、塩で味つけした、ブラジルを代表する国民食のひとつ。

 言ってみれば、ブラジル風豚もつ煮込みといったところでしょうか。タン、ハツ、ガツ、シロなどの内臓系の「もつ」が入っていないのが、ものすごく残念ですが……。

 社員食堂の昼食は、ブッフェ・スタイルになっていて、レーンの手前側から、まずフェイジョン(feijao)という煮豆があって、次にサラサラに粘り気なく炊かれたごはん(arroz)、そしてファロッファ(farofa)というキャッサバ芋の粉が並んでいます。

 煮豆の材料となる豆は、白いの、黒いの、黄色いのなどなどと、毎日変わりますが、基本的な味付け(塩味)などはまったく変わりません。

 煮豆の上にサラサラごはんをのせて(ごはんの上に煮豆をのせる派も多い)、さらにファロッファをのせて、食べるときにグチャグチャっと混ぜ合わせていただくのです。

 日本の定食に、ごはん、みそ汁が必ず付くがごとく、ブラジルの昼食には、この煮豆&ごはん(フェイジョン・コン・アホス、feijao com arroz)が必須なのです。

 この3点が終わると、次は日替りの簡単なパスタ料理が1種類。これはほぼパスタだけで、具はほとんど入ってません。日によって塩味だったり、トマト味だったり。ロングパスタだったり、ショートパスタだったり。

 煮豆&ごはんを取らずにパスして、パスタから取り始める人もいるので、煮豆&ごはんがあまり好きでない人用の炭水化物として用意されているのかもしれませんね。

 パスタの次は野菜類。キャベツ、キュウリ(なのかな?かなり大きいんだけど味はキュウリ)、トマト、そしてポテトなどが並んでいて、好きなものをお皿の上にのせていきます。

 ここまでは、ひとりひとりが勝手にお皿に盛りつけていくことになります。

 そしてブッフェ・レーンの最後に、おばちゃんがスタンバイしていて、ここで主菜を注いでくれるのです。

 主菜は、毎日2種類ずつ用意されていて、好きなほうを選びます。両方とも、もらうことも可能です。

 主菜は、絶対と言っていいぐらい肉。ビーフとチキンの2種類だったり、チキンとポークの2種類だったり、ポークとビーフの2種類だったり。2種類とも焼肉(塩味)のときもあれば、片方が焼肉で、もう一方は煮た肉なんてときもあります。

 ここまでで、今日のメインとなるお皿のスタンバイは終了し、すぐとなりの島に置かれているドレッシング類を、好みで野菜にかけたり、デザートの果物やお菓子を取ったり、ジュースを注いだりしてから、空いてる席に座っていただくのでした。

 とっても長くなりましたが、ここまでがいつもの昼食の流れ。

 フェイジョアーダの日は、ちょっとだけ違います。

 ブッフェ・レーンの入口の所に、『今日の主菜のひとつがフェイジョアーダである』ということを記しるしたプレートが置かれます。(今日は、「CARDAPIO DO DIA: FEIJOADA OU FRANGO」=「日替メニュー: フェイジョアーダ または チキン」と書かれてました。)

 ブッフェに並ぶ料理は、いつもと同じような組み合わせなのですが、レーンの入口にこのプレートがあることで、フェイジョアーダ好きの人たちは、料理の取り方が変わります。

 レーンに入っても煮豆は取らずに、最初にアホス(サラサラごはん)をたっぷりと皿に盛り、ファロッファ(芋の粉)をかけます。

 そして、パスタと野菜はほとんど取らずに、主菜のおばちゃんのところまで進み、フェイジョアーダをたっぷりとかけてもらうのです。

 こうしてできあがったお皿の様子は、まるでカレーライスのよう。

 そう。ブラジル人にとって、フェイジョアーダはまるでカレーライスのようなもんじゃないかと思えてきました。

 毎週1回、たいていは金曜日に、社員食堂でフェイジョアーダが出される。これは、社員食堂の日替定食がカレーライスになるようなもんなんでしょうね。

 2種類の日替定食だけしかない社員食堂の入口に、「今日の日替定食は、カレーライスか鶏もも塩焼き定食」と掲示されていると思ってみてください。それを見て、

「やった! 今日はカレーだ。たっぷりと食べるぞ!」

 と心に決めた社員は、お皿の上にごはんだけをたっぷりと盛って、最後にこれまたたっぷりのカレーをかけてもらうのを楽しみに、ブッフェ・レーンを進んでいく。

 そういう料理だからこそ、カレーライスが日本の国民食であるように、フェイジョアーダもブラジルの国民食なんでしょうね。

 でもね。日本でもモツが嫌いな人がいるように、ブラジルにもモツが嫌いな人がいる様子。そういう人たちは、いつものとおりにフェイジョン・コン・アホス+生野菜をついで、主菜にはチキンを選んでいます。

 モツは嫌いなんだけど、フェイジョアーダは好き、みたいな人もいて、たっぷりと注がれたフェイジョアーダの中から、豚の耳・鼻・足・尾・皮などを選り分けて、お皿の縁に並べて残していたりするのがおもしろい。

 私はこのフェイジョアーダ、とても気に入りました。毎週、少なくとも1回は出てくれるといいなあ。

 しかしながら、これが昼食だというのが残念で残念で仕方がない。このフェイジョアーダ(ブラジル風豚もつ煮込み)をつまみに、チューハイかカイピリーニャが飲みたいぞ!

2014年7月10日木曜日

毎日のように通うポルキロレストラン


 夜は、いつも行っている、近所のポルキロレストランで夕食。

 野菜サラダと、クスクズ、よく焼きの牛肉、あえて崩した目玉焼き、具だくさんのスープに、ペットボトルの水で、しめて10.42レアル(約475円)。

 最近は、同じポルキロレストランを利用する仕事仲間(日本人)も2人ほどいて、ひとりで食べてた時よりも楽しい夕食になっている。

 毎日のように通っているので、お店のおばちゃんたちにもすっかり認識されているようなんだけど、ポルトガル語の能力不足から、気のきいた会話ができないことが、まったくもってもどかしい限りである。

 がんばって、ポルトガル語も習得しよう!

ブラジルでは肉はしっかりと焼く


 今日の昼食。お肉が真っ黒に焼けてるでしょう?!

 こちらの肉は、牛でも鶏でも豚でも、とにかくウェルダンでしっかりと焼く。味付けは基本的に塩。

 牛肉だって、見てのとおり、脂身はなくて、赤身の部分のみ。

 長期間、ブラジルに来ている人たちは、日本に一時帰国すると、まずまっ先に日本の焼肉屋さんに行くんだそうな。

「ブラジルで、毎日、肉を食べてるのになぜ?」

 と思われることが多いんだけど、日本の焼肉屋さんで出るような、ちょっと火が通ったぐらいの状態で、とろけるほどやわらかく、しかも脂身の旨み、甘みの強い肉は、こちらではほとんどお目にかからないのだ。

 しかも、焼肉のタレもないもんね。

 ついでに言うと、水道水は飲めないし、生たまごも食べられないし、生の魚(刺身)は当然ない。

 日本では当り前のことが、残念ながら、こっちでは当たり前じゃないんだなあ。。。

ブラジルのクスクス


 今日の朝食は、挽肉の煮込みをかけたクスクスと、チーズをはさんだフランスパン、甘~いカフェオレにパパイヤ。

 こっちの食事には、クスクスが出ることも多い。

 クスクス(couscous)と言っても、本来のデュラム小麦から作るものではなくて、ブラジルのクスクス(cuscuz)は、キャッサバとトウモロコシの粉を用いて作るんだそうな。

 そのままだとパサパサなんだけど、肉の煮汁と混ぜ合わせると、まとまって食べやすくなる。

 あぁ~、今日も朝から、お腹いっぱいだ!

2014年7月9日水曜日

始めたばかりのドラゴンクエストのような暮らし

夜は社宅でラム・ロック

 ブラジルでの日々の生活の様子は、Facebook(http://www.facebook.com/shinro.hamada)でもご紹介していますので、ご笑覧いただけるとありがたいです。

 こちらの言語はポルトガル語。日本語はもちろんのこと、町なかでは英語も通じません。

 なので、会社生活以外の部分は、まるで始めたばかりの「ドラゴンクエスト」のような感じ。単身赴任社宅の近くをうろついて、少しだけ経験値を上げては、社宅に戻って眠り、体力を回復するといった毎日です。

 ブラジルは治安が悪いといわれていますが、かなり用心した生活を送っているので、今のところダメージを受けるような敵には遭遇していません。

  いつになったら、町の酒場や、さらには「となり町」あたりまで出かけられるようになるんでしょうね。

 しばらくは、この近くでコツコツと経験値を上げていくことに専念したいと思っています。

社員食堂の朝食
社員食堂の昼食
ポルキロレストランの夕食

2014年7月8日火曜日

見渡す限り水平線のレシフェ海岸


 毎日、毎日、眺めていても見飽きない、レシフェ海岸の光景。

 ど~んと広がった大西洋は、見渡す限り水平線しか見えない。あの水平線のはるかに向こうが、アフリカ大陸なんだと思うと、感慨もひとしおです。

 海辺の町に生まれて育ち、社会人になってからもずっと海のそばにしかいないので、海辺にいるときがいちばん落ち着きを感じます。

 ちなみに3枚目の写真が、故郷の海岸の景色。瀬戸内海なので、大西洋の豪快な波とは、かなり違いますね。海の色も違う。さらにこちらは、水平線は見えなくて、海の向こうに呉市(広島県)や、中国山地の山並みが見えるんです。

 今のように、見渡す限り水平線と言うのは、小旅行で九十九里浜に出かけたときぐらいしか経験がなかったなあ。

レシフェの大西洋海岸
愛媛・浅海の瀬戸内海岸