毎日ずらりと４つの旗

　会社の正面玄関には、毎日ずらりと４種類の旗が掲揚されます。

　いつもはもっと上にある、これらの旗。8月13日に、ブラジル大統領選の候補者が飛行機事故で亡くなったため、ちょうど視界に入る高さに、半旗で掲げられています。

　右から順に、日本の国旗、ブラジルの国旗、ペルナンブッコ州の州旗、そして会社の社旗です。

　会社の作業服の袖（そで）にも、小さなブラジル国旗が付いている他、他の会社の制服や、おまわりさんの制服にも、必ずと言っていいぐらい、袖の上部に国旗が付いています。

　NASAの宇宙飛行士の袖に、国旗が付いているのと同じような感じですが、我われ日本人の作業服も、日の丸ではなくて、やっぱりブラジル国旗です。

　ブラジル国旗の緑はブラジルの森林を、黄色は金、つまり国の富を表していて、まん中に青く描かれた空には南十字星を中心に、連邦区と26の州を表す27個の星が描かれています。

　天の川のように見える天空の白い帯に書かれているのは、「ORDEM E PROGRESSO」。「秩序と発展」という文字です。

　この国旗は、今から125年前、1889年に制定されました。

朝食：　砂肝煮、山芋煮、チーズ入りパン×２、バナナ、砂糖なしのカフェオレ。砂肝煮は、鶏の砂肝100%の煮込み料理。金曜日の今日は、朝からモツ料理だ！

昼食：　ドブラジーニャ（胃袋）、ごはん（アホス）、トマト、スイカ、ジュース。金曜日は煮込みの日。今日はドブラジーニャだ。ブッフェ・レーンには、いつもと同じような料理が並ぶが、その中からごはんと、少量のトマトだけを皿に注いで、見た目にも「ドブラジーニャをたくさん食べるぞ！」という態勢で、主菜を注いでくれるおばちゃんのところに進むと、おばちゃんもニッコリと笑いながら、大量のドブラジーニャを注いでくれた。朝に続いて、昼もモツ料理である！

夕食：　夜は同じ職場の仲間たちと、メキシコ料理店で一献。ブラジル人は、なんといっても家族が優先。職場の飲み会にも、奥さん同伴でくるのが当たり前のようです。

社員食堂の朝食

社員食堂の昼食

夜はメキシコ料理屋で飲み会

モヒートがでっかい！