2014年10月7日火曜日

山芋には煮汁(モーリョ)がいるね

社員食堂の朝食

 このところ、ひと口大にカットした煮込みソーセージが多かったんだけど、今日は久しぶりに丸ごと2本のソーセージが出た。

 食べ始めてから気づいたことですが、山芋の場合でも、クスクスのときと同じように、煮汁(モーリョ)をたっぷりとかけてもらったほうがおいしいよなあ。

 となりの人が、そうやって煮汁をたっぷりとかけてもらっていた。

 次にこの組み合わせが出たときには、私もそうしよう。

 ちなみに、山芋(イニャーメ)やキャッサバ芋(マカセイラ)が出るときは、薄めの塩ゆでの状態で出されるので、ほとんど味がない。だから煮汁が重要なんですね。

 さらにちなみに、こっちのスーパーなどで、おろし金を見かけたことがないので、山芋にしても大根にしても、すりおろして食べることはないようです。

朝食: 煮込みソーセージ、山芋、チーズ入りパン、バナナ、カフェオレ。山芋2切れでお腹いっぱい。

昼食: 野菜入りビーフシチュー(Picadinho com Legumes)、フェイジョン(黒豆)、アホス(ごはん)、クスクスのファロッファ、スパゲティ、サラダ(ニンジン、トマト)、パパイヤ、ジュース。まずお皿全体にフェイジョンをついでから、その上に、アホス、クスクス、スパゲティ、サラダをついで、その上にシチューをついでもらった。ボリュームたっぷりだ。ちなみにもう1品の主菜は、豚ロースのグリル(Copa Lombo Grelhado)。

夕食: 近所のポルキロレストラン「キングスキロ」で、野菜スープ、目玉焼き、クスクス、シャルケ(塩漬け半乾燥牛肉)煮、ペットボトルの水。これでお勘定は6.83R$(307円)。ブラジルでは食べ物は安い。そのかわり工業製品などは高い。アパートに戻ってパンでワイン、そしてラムで〆。

社員食堂の昼食
ポルキロレストランの夕食

2014年10月6日月曜日

ブラジルの鶏肉は外れがないね

社員食堂の昼食

 昨日、「ガレート・ペキン」が閉まっていて、鶏肉が食べられなかったので、今日の社員食堂の昼食では、2品ある主菜からチキンオーブン(Frango ao Forno)を選んだ。

 ブラジルの鶏肉は外れがないね。

 ちなみに、もう1品の主菜は、細切り牛肉の中華風(Iscas de Carne à Chinesa)。具材が牛肉と玉ネギだけの青椒肉絲(チンジャオロウス)みたいな外観だった。

 会社でのポルトガル語教室を終えて、アパートに着いたのは午後8時前。

 連続テレビ小説「マッサン」を見ながら、パンと日本の袋菓子でビール。

 日本だと月~土の朝8時に放送される「マッサン」が、時差12時間のブラジルだと日~金の夜8時に、日本と同時に見ることができるのです。

 そして、冷凍庫でキンキンに冷えているラム酒(キャプテン・モルガン)。寝る前のこの一杯が楽しみなんだなあ。


朝食: 牛煮込み、クスクス、スイカ、カフェオレ。牛煮込みの煮汁(モーリョ)を吸ったクスクスがいいね!

昼食: チキンオーブン(Frango ao Forno)、フェイジョン(茶豆)、アホス(ニンジン入りごはん)、スパゲティ、サラダ、メロン、ジュース。

夕食: 日本の袋菓子とパンでビール。その後、ラム酒。

社員食堂の朝食
アパートで夕食

2014年10月5日日曜日

和風が美味い。ビールも、うどんも。

ブラジル産のキリン一番搾り

 おぉ~っ。うまいなあ、キリン一番搾り。苦みがいい!

 この苦みは、ブラジルのビールにはないなあ。

 ブラジル産のこの一番搾り。近所のスーパーでプロモーション中で、355ml瓶が2.89R$(130円)だったので、何本か買ってきてみたのでした。

 三連休の最終日、日曜日の今日は、いつものように昼下がりに「ガレート・ペキン」に出かけたところ、なんと臨時休業してる。

 ここが閉まってると、他の店を知らないんだよなあ。

 いや、日曜日にも開いている店は、この近所にもけっこうあるんです。

 でも、そこでどんなものが食べられて、いくらぐらいかかるのかがさっぱりわからない。

 前にも何度か書いたとおり、ブラジルの人たちは、ほとんど家族かカップルでレストランに行くので、ひとりで入って大丈夫かどうかもよくわからない点です。

 2~3人で食べるような量の料理しか出ないような店もあるから注意が必要なんです。

 仕方なく、うちに戻って取りあえずポンッと抜いたキリン一番搾りの美味しいこと。

 あてにしていた「ガレート・ペキン」が閉まってて、ガックリと落ち込んだ気持ちが、一気に上向きになりました。

 一番搾りで里心(さとごころ)がついて、夕食はうどん。これがまたいい。

 ブラジルに来て初めて飲んだ日本風のビール。そしてブラジルに来て初めて食べたうどんでした。

昼酒に向けて朝は軽めに
なのに「ガレート・ペキン」がお休み
袋の生うどんをみそ汁に投入
美味しいうどんができました

2014年10月4日土曜日

屋台での最高支払額を記録! でも1,500円に届かない

今日もにぎわう屋台

 本日、この屋台での最高支払額を記録! でも、その額は31.50R$(1,418円)でした。

 これまでの最高記録が二人で55.00R$、ひとり当たり27.50R$(1,238円)だったので、4.00R$(180円)アップですね。

 この値段で、飲み物がビールロング缶(5.00R$、225円)1本に、カシャーサ(2.00R$、90円)4杯。食べ物は、小さい煮込み(3.00R$、135円)に、この屋台での高級品・ピッカーニャ(7.00R$、315円)、鶏ハツ(3.00R$、135円)、ヴィネグレッチ(トマトや玉ネギなどの酢漬け、1.50R$、68円)、そしてチーズの塩漬け牛肉巻き(4.00R$、180円)の5品。

 「超」が付くほど満腹になって、しかもしたたかに酔っている。

 この屋台で、これ以上お金を使うのはむずかしいかもなあ。。。

 ちなみに、屋台といっても、屋台の本体は厨房として使われているだけ。

 お客は、上の写真のように、屋台がある公園のあちこちにプラスチック製の簡易テーブルや簡易イスなどを並べて座ったり、宴席のところに座ったりするんです。

 そうするとお店のおねえさんが注文を取りに来てくれて、その場所まで品物を運んでくれる。お勘定も、その場所で済ませます。

 場所が外だというだけで、その運営内容は、ほとんど普通のレストランと同じなんですね。

 今日の客数は、ピーク時で60人ぐらい。大箱の居酒屋なみの人気店です。


朝食: 朝6時半ごろ屋台。フランゴのコシーニャにカフェ・コン・レイチ。この時間帯だと売り切れている物はない。お勘定は4R$(180円)。ここに来る客の多くは、パンの中にいろんな具材をはさんだものを食べているのだが、その注文法がわからない。もう少しレベルアップしなければ。

昼食: 午後1時半ごろアパートを出て、昨日行った散髪屋の近くの大衆食堂で昼食。ここは副菜のみならず、主菜も取り放題で均一価格。カジューのジュースももらって12.00R$(540円)だったので、食事が10.00R$、飲み物が2.00R$なんだろうな。主菜はリングイッサの玉ネギ炒めと、牛あばら肉の煮込みの2種類にした。

夕食: 今宵も安心の「シュハスキーニョ・バイアーノ」。午後9時半を過ぎたあたりから、ひとり客も含めて客が増え始め、10時半ぐらいにピークを迎える。公園内には60人ぐらいの客。これを屋台1つで切り盛りするのがすごいなあ。

朝食のコシーニャとカフェオレ
昼食はこの皿に取り放題
夕食の屋台。まずはビール
カルジーニョ(小さい煮込み)
ピッカーニャ(牛の腰あたりの肉)
カシャーサ2杯分
コラソン(鶏ハツ)
ヴィネグレッチ(野菜のマリネ)
カルニ・ジ・ソル・コン・ケージョ
(チーズの塩漬け牛肉巻き)
カシャーサ2杯分

2014年10月3日金曜日

ブラジルに来て初めての散髪

散髪のあと、鏡越しに記念写真

 ブラジルに来て3ヶ月が過ぎ、初めての散髪です。

 なにしろ、この「散髪屋に行って髪を切ってもらう」というハードルが高かった。

 まず、どうやって注文していいのか、わからない。

 日本にいるときだって、散髪屋では「適当に短く」ぐらいしか言っていない。

 でも、ポルトガル語だと、それさえ言えない。

 そうこうしているうちにも、髪の毛はどんどん伸びてきて、イヤでも切らなきゃ仕方がないぐらいの状態になってしまいました。

 「えいっ!」と思い切って、グーグル・マップで調べた、いちばん近い散髪屋へと出かけます。

 いちばん近いといっても、歩いて10分ほど。

 開けっ放しの入口から見える店内には、散髪用の椅子が1個だけ。その後ろに、順番待ち用のプラスチック製の椅子が3脚ぐらい並んでいて、先客はなし。

 「どう切ろうか?」みたいなことを聞いてくれる店主に、頭のてっぺんを指さして、「トレイス・デードス(指3本)」と注文すると、「よっしゃ、まかせとけ」みたいな返事をして、まずはパソコンでYouTubeを操作して、ミュージック・スタート。

 右手にハサミ、左手にクシを持って、音楽をガンガン流しながら、ザックザックと軽快に髪の毛を切っていく。

 大丈夫かなあ。ちゃんと指3本分、残るかなあ。。。

 ひとしきり全体が短く整うと、今度はハサミをバリカンに持ち替えて、クシを添えながら、横や後ろの下部を短くそろえていきます。

 そしてカミソリできわ剃りをして、最後にレザーカッターで髪全体の表面をシャシャッと整えたらできあがり。

 髪の毛を霧吹きで濡らすだけで、洗髪だとか、顔剃りなどはありません。

 カットにかかった時間は30分ほど。お勘定は20R$(900円)でした。

 このお店、かなりの人気のようで、私がカットしてもらっている間にも、次々にお客がやってきて、カットが終わったときには、待ち合わせ用の3脚の椅子は満席になってました。

 個人的には大満足。次回もきっとここに来ると思う。


朝食: 今日から三連休なので遅寝して、朝9時過ぎに公園の屋台に出かけたら、コシーニャ(ブラジル風コロッケ、3R$、135円)も、甘~いカフェ・コン・レイチ(カフェオレ、1R$、45円)も売り切れ。次善の策として、チキンのパステウ(3R$、135円)とアセロラジュース(1R$、45円)にした。アセロラジュースは、いかにも人工的な甘さだけど、朝一番に心地よい。お勘定は4R$(180円)。

昼食: 先日も行った、近くのスーパー「ボン・プレッソ」の筋向いにある大衆食堂「マドスカ(Madoska)」を再訪。鶏肉煮と豚ハムを主菜に、ジュースをもらって11R$(495円)。なにしろ昼食が、お皿に盛り放題の副菜に、主菜が2品で、8.99R$(405円)均一だからなあ。安い安い。

夕食: 散髪を終えて、アパートに戻ってから自炊。米を浸水させておいて、大根の塩漬けを仕込み、玉ネギと玉子のみそ汁の下ごしらえ。ごはんを炊き、みそ汁を仕上げ、夕食にする。大根の漬物も、玉ネギと玉子のみそ汁も、そしてごはんも、しみじみとうまい。日本人だなあ。

屋台で朝食
8.99R$均一の昼食
近所の散髪屋
夕食はアパートで自炊

2014年10月2日木曜日

赤身、ビール、トマトはダメ!

公園の屋台でマミーニャ

「赤身の肉、ビール、トマトはダメです。魚や鶏を食べるようにしてくださいね。あぁ、そうそう。鶏の肉はいいけど、皮はダメですよぉっ!」

 日本から持ってきていた尿酸の薬がそろそろなくなるので、会社の診療所に処方箋をもらいに行ったところ、お医者さんから言われた言葉がこれ。

 日本でも、「レバーや干物、塩辛や白子なんかはダメですよお。ビールもやめましょう」なんて言われるので、それのブラジル食品版なんですね。

 でも、トマトがダメっていうのは初めて知った。なんでトマトがダメなんだろうなあ?

 もともと尿酸の数値は高いんだけれど、痛風になったりしないので、そのまま何年も(10年以上?)何もしないでいたのです。

 ところが2年ほど前に、呉の「オオムラ亜」で飲んでいるときに、常連のお医者さんから、

「痛風発作が出ないからといってほうっておくと、腎臓などの内臓が尿酸でやられたりして、老後に困ることになる。今はいい薬もあって、副作用もなく尿酸値を下げることができるんだから、絶対に下げておいたほうがいい」

 と言われ、それから薬を飲むようになったのでした。

 それにしても、日本でも、ブラジルでも、「これはダメだよ」と言われる食品は、どれもこれも好物ばっかりだ。

 あ。今日なんか、3食すべて赤身の牛肉じゃん。干し肉も食べたぞ。ビールも飲んでるし、トマトも食べてるし。

 まったくもって、困ったことだなあ。


朝食: 牛干し肉煮込み、クスクス、ムングザー(トウモロコシの甘味スープ)、モルタデーラ入りパン、パパイヤ、カフェオレ。

昼食: コジード(肉や野菜の煮込み)、フェイジョン(茶豆)、アホス(ごはん)、スパゲティ、サラダ(トマトと玉ネギ)、スイカ、ジュース。

夕食: 公園の屋台「シュハスキーニョ・バイアーノ」で、ひとり酒。まずはビール(ロング缶、5R$、225円)とカルジーニョ(小さな煮込み、3R$、135円)。マミーニャ(軟らかい牛肉、4R$、180円)。ビールをもう1本もらって、料理を考えているところへ、おかみさんが注文間違いの焼き鳥を皿にのせて売りに来たので、その中からフィレ・ジ・コステイラ(カルビの切り身、3.50R$、158円)をもらう。脂がけっこう強いので、1本めとしてもらうのがいいようだ。お勘定は20.50R$(923円)でした。

社員食堂の朝食
社員食堂の昼食
カルジーニョとビール
 
牛カルビ

2014年10月1日水曜日

ブラジル暮らしも4ヶ月めに突入

社員食堂の昼食

 今日の昼食は、煮込みミートボール。硬い肉が出ることが多いので、こういう軟らかい肉団子はうれしいですねえ。

 ブラジル暮らしも、今日から4ヶ月めに入りました。まさに「あっという間」の3ヶ月間でした。

 ふり返ってみると、先月も、まったく同じことを書いてるなあ。

 なにしろこっちは季節がなくて、年中が初夏の状態。日の出の時間、日の入りの時間もほとんど変わりません。

 季節の料理なんていうのもなくて、年中いつでも同じような食材で同じような料理。

 飲み物も、いつもキンキンに冷えたビールで始まって、カシャーサやウイスキーなどの蒸留酒に移り、最後にカイピリーニャのような甘いカクテルで〆る。これもまた変わらない。

 だから、カレンダーを見て、やっと時間が経過していることがわかり、「ハッ」としちゃうんですね。

 さあ、4ヶ月めもがんばるぞ!


朝食: 鶏こま煮、クスクス、スイカ、カフェオレ。連休明けの朝はクスクスが出ることが多い。いまやクスクスは大好物である。日本にもあるかなあ。。。

昼食: 煮込みミートボール、フェイジョン(黒豆)、アホス(ごはん)、スパゲティ、サラダ、バナナ、ジュース。私はいつも、フェイジョン+アホスとスパゲティの両方を取っているが、ブラジル人はフェイジョン+アホスを取るか、スパゲティを取るか、みたいな人も多い。それらをお皿の全面に取ってから、その上に、サラダや主菜を層状に盛り上げていくのである。広島風お好み焼きみたいだ。

夕食: 夜はアパートで、残り物で適当に飲んで、ごはんとみそ汁で〆にした。

社員食堂の朝食
日本の袋菓子でビール
みそ汁や漬物で白ワイン
ごはんとみそ汁、目玉焼きで〆